労働
強制保険
通常、ベトナム現地の労働者を雇用する場合は、労働者に対し、使用者が社会保険、健康保険、失業保険に加入することが要求される。2018年12月1日からベトナムにおける労働契約に基づき雇用される外国人労働者も健康保険の加入義務の対象になった。
強制保険は社会保険、健康保険、失業保険の3つの種類がある。
- ・社会保険:雇用者負担分は17.5%、労働者負担分は8%。保険料の算出には、基本給に諸手当などを加えた額を用いるが、基本給の20倍を超えない金額となる。外国人労働者にも2018年12月から社会保険が強制加入となった。(2018年12月1日~2021年12月31日までは、雇用者負担分3.5%のみで、労働者負担分は無し。2022年1月1日からは、雇用者負担分は17.5%、労働者負担分は8%となる)
- ・健康保険:雇用者負担分は3%、労働者負担分は1.5%。保険料の算出は社会保険制度と同じ。
- ・失業保険:雇用者負担分は1%、労働者負担分は1%。保険料の算出には、基本給に諸手当などを加えた額を用いるが、地域別最低賃金の20倍を超えない金額となる。
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※法律相談は、受付予約後となりますので、直接弁護士にはお繋ぎできません。
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