報道
監修医学博士 弁護士 金﨑 浩之弁護士法人ALG&Associates 代表執行役員 弁護士
医療事件が報道される可能性が最も高い時期は、患者側が勝訴判決又は勝訴的和解を勝ち取った時です。世間の注目を集めているような事件では、訴訟進行中から患者や遺族側にマスコミから取材の申し入れがある場合があります。比較的珍しいですが、訴訟提起前に報道機関が取材している場合もありますし、訴訟提起時に報道される場合もあります。なお、患者や遺族が特定される情報が報道された例は知る限りは存在しません。
病院側としても言い分がある場合には報道機関に積極的に主張を伝える場合もあります。また、院内の検討により世間に公表すべき事案であると判断した場合には、病院側から報道機関に申し入れて情報を提供する場合もあります。
なお、SNSやウェブページに相手方当事者に対する主張を記載すると名誉棄損罪が成立するリスクがあるため控えて頂くべきです。
この記事の執筆弁護士
-
大阪弁護士会所属
-
保有資格医学博士・弁護士(東京弁護士会所属・登録番号:29382)東京弁護士会所属。弁護士法人ALGでは高品質の法的サービスを提供し、顧客満足のみならず、「顧客感動」を目指し、新しい法的サービスの提供に努めています。
医療過誤のご相談・お問い合わせ
初回法律相談無料
※事案により無料法律相談に対応できない場合がございます。