面談交渉によって早期示談が成立し不起訴となった事例

面談交渉によって早期示談が成立し不起訴となった事例

依頼のタイミング
逮捕前
事件・罪名
児童買春被疑事件
弁護士法人ALGに依頼した結果
示談成立、不起訴処分

事件の概要

数年前にSNS上で出会った女性に関することで、警察に事情聴取を受けました。特段年齢の話はしていませんでしたが、当時その女性は15歳であり、その女性とご依頼者様とのかかわりに児童買春の容疑がかけられていました。当時ご依頼者様は、女性との間にみだらな行為があり、金銭を渡していました。

ご依頼者様は、疑いがかけられていることや事実関係はすべて認めてご自身が行ったことを強く反省しておられましたが、仕事や家族のことがあるので、起訴はなるべく避けたいとの意向で、弊所にご相談にいらっしゃいました。

弁護方針・弁護士対応

犯罪の性質やその保護法益からいうと、未成年の女性は厳密な意味における”被害者”とはいえません。しかし、未成年の女性との間で民事上の解決が図られており、未成年の女性とその親権者もご依頼者様の刑罰を望んでいないと示すことは、不起訴獲得のためには非常に重要でした。そのため、警察から連絡先を伺い被害者の女性のご両親と交渉しました。

交渉の方法は、被害者ご両親との面談を主軸としました。面談で交渉を行うことで、被害者ご両親お二人の意向を同時に確認し、示談内容の早期調整を目指しました。

弁護士法人ALG&Associates

大阪法律事務所・刑事事件担当弁護の活動及び解決結果

面談を行ったことで、ご依頼者様が誠意的に対応したいと考えていることが伝わり、またご両親それぞれがご依頼者様に対して求めている条件を尊重する示談内容を調整でき、2度目の面談を行ったその場で示談が成立しました。示談成立を検察に報告し、本件は不起訴処分となりました。

弁護士は調停や訴訟といった法的な手続きのために専門的な書面を作成できることだけではなく、交渉においても、ご依頼者様の求める依頼内容に応じて、適切な方法を選び事件解決に臨んでいます。

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